SGのリアショックはタイヤをつけたままで交換可能
フロントのショックアブソーバー交換が終わったら、次はリアです。
フロントショックアブソーバーの交換
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リアの場合は、スペースギアの場合、ショックとコイルが別体になっていますので、ジャッキアップしなくても、タイヤを装着したままで交換が可能です。ただし、車の下にもぐりこんで作業するため、作業スペースが狭いというのが難点。 (スペース確保のために、タイヤを外さずに、ジャッキアップして、ウマを掛ける方法もあります)
作業するに当たり、お友達のYUJI@静岡さんにお手伝いいただきました。
今回お手伝いしていただいた、YUJI@静岡さんのSGは、私のSGとまったく同じ、年式・型式・グレード・車体色なのです。登録年月もひと月違い。新車時のオプションの違いと、その後のオーナーの手の入れ方が違うだけで、ほぼウリふたつ。
YUJIさん、お忙しい中、駆けつけていただき、有難うございました。
(作業実施時期:2007年1月)
作業手順
<準備>
■今回は、作業スペース確保のために、スペアタイヤをおろします。 ホイールレンチで、スペアタイヤハンガーのボルトを緩めていくだけですが、結構緩めないといけませんから、コードレスドライバーに、21ミリのソケットを取り付けて作業しました。
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■車体の下にもぐって作業しますから、シートや段ボールを敷いておきます。
※私のSGは、ECSなし車ですから、上下ともにループ(丸)形状をしております。 ECS付車では、上の取り付け部の形状が異なりますから、作業方法も異なりますので、ご了承願います。 |
<古いショックを取り外す>
■取り外しは、左右共に同じ要領でできます。上下、ナットは22ミリの工具で回りますが、固着していると、結構大変です。事前にCRCなどの潤滑スプレーを吹き付けておくといいかもしれません。
■上下どちらからナットを外しても構いませんが、マフラーの通っている右側は、工具を振るスペースが限られてくるので、やや作業しづらいです。 ■上下のナットが外れたら、ショック本体を取り外しますが、ゴムハンマーで叩いてやると、外しやすいです。
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■取り外した純正ショックと、ビルシュタインの比較です。 使用していたショックは、黄色く塗装していますが、純正ショックです。 フロントは、純正とビルの大きさの違いはあまり感じませんでしたが、リアは一目瞭然。 ビルのほうが圧倒的に太いのですが、重量は重たくありません。 |
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<ビルシュタインの取り付け>
■■ビルを取り付けますが、フロントと違い、バンドで固定されておらず、ビルは伸びきっています。 ■右側は、上を先に入れてから、下から押し上げるようにして、ショック本体を縮め、下のループを入れます。ショックが斜めになって、うまく入らない場合は、ゴムハンマーで叩いて入れます。
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■純正よりもビルのほうが太いために、左側は、右と同じようには作業できません。ラテラルロッドが邪魔をして、下を先に入れてしまわないと、うまく取付できないのです。左側は、下を先に入れてから、全体重を掛けてぶら下がるようにして、ショック本体を縮めていきました。 ■ショックのループ部分、上下ともにはまったら、22ミリの工具でナットを締め付けて、完成です。 |
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■フロントに比べるとリアのほうが作業的には楽ですが、ショックを縮める作業が疲れます。
■リアのビルシュタインの品番ですが、F4-B46-2110-H0 です。 |
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作業方法のヒント
今回の作業では、タイヤを設置させて作業しましたので、作業準備という点では楽だったのですが、やはり、純正ショックと違い、ビルシュタインを押し戻すという作業が、力を必要とするために、ちょっと手こずった次第です。
そこで、改善策。
ジャッキアップしなくても作業は可能ではありますが、あえて、ジャッキアップして、脚を伸ばしておいた方が、ビル脚を押し戻す量が少なくなり、楽ではないか?と。
ジャッキアップして、ウマを掛ける際に、リアデフのホーシング部分にか掛けてしまうと、作業上、邪魔ですから、ウマは、ロアアームの前側に掛けると宜しいかなと。
次回作業することがあれば(恐らくないと思いますが)、試してみたいと思います。
装着後のインプレッション
お手伝いいただいた、YUJ@静岡Iさんが帰られたあとは、ビル脚の試運転のために、いつものお散歩コース、富士山へ。 舗装路のワインディング、林道のダート区間を走らせて見ましたが、やはりいい感じです。思っていたよりも、路面の凹凸による突き上げはなく、とてもマイルドな衝撃吸収性と、横揺れを一発で抑えてくれるので、コーナリングでのロール感が激減しました。これなら、コーナーでもアクセルを踏み込んでいけそうです。
まあ、へたったショックから、新品ショックに交換すれば、メーカー問わず、走行フィーリングは激変するので、まるで違う車になるのは当然なのですが、ビル脚、やはりいいですね。
夜は、雪の降る富士山へもう一度出かけましたが、雪道でもロールや挙動の不安定を感じさせずに走ることができるので、4WDに入れなくても、それなりに安定してグリップしていました。
フロントショックアブソーバーの交換
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