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ロアアームブッシュが傷んで異音が発生
スペースギア(SG)の足回りは、ダブルウイッシュボーンという構造をしていますが、比較的頑丈な構造ではあるものの、重量級の車体を支え続けると、経年劣化のため、各所から異音がしてくることがあります。
走行中、ブレーキを掛け始めたときに、運転席の前側の下周りから、こつんという軽い衝撃音を感じたり、自宅前の駐車場で、右折しながら路肩のわずかな段差を乗り上げると、ガクンという異音が出ておりました。
あちこち原因を探りながら、スタビリンクを交換したり、アッパーアームのボールジョイントのグリースアップを試みたりしますが、一向に改善されず。
以前、同様の症状で、運転席側のフロントロアアームをASSY交換したときには、ビンゴ!という感じで、異音はぴたりとおさまりました。外したロアアームを見て、前側のブッシュが引きちぎれているではありませんか!
そのときは、予算の関係で運転席側(右側)だけしか施工しませんでしたが、後になって考えると、同時に反対側も交換しておくべきだったと後悔します。異音が出始めて、各所点検をしていくと、ジャッキアップした状態で、ハブASSYを揺らしてみると、ガクガクロアアームの付け根が動くのです。
やむを得ず、新品部品を注文して、DIYでの交換を試みることにしました。
作業の概要としては、フロントドライブシャフトを取り外す作業と、途中までは同じです。
Fドライブシャフト(左)の脱着
(上をクリックするとページが開きます)
ドライブシャフト自体は、外しても外さなくても構いませんが、ハブをナックルごと切り離す作業を伴います。
<整備解説書の図>
<作業の実際>
フロントロアアーム(左側)交換作業のページへ
(上記をクリックするとページが開きます)
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