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ウインドウレギュレーターのトラブルは多い
今回作業したのは、kazukazuさんの、平成7年PE8W シャモニーです。 作業内容は、表題の通り、スペースギアの運転席窓が外れてしまったので、ドア内張りをはがして、窓ガラスをはめなおすという作業。
前日は、台風20号が日本列島に接近し、静岡県でも、午後から夜にかけて強風と横殴りの雨が吹き付けましたが、そんな最悪の気象条件の中で、夕方、突然、運転席の窓が落ちてしまったというから、大変だったでしょうね〜 ご愁傷様です。
夜中のうちに台風が去って、雨があがって晴れましたので、早朝、夜勤明けでkazuhiko宅へお越し頂き、外が明るくなってから、作業開始。
(作業時期:2007年10月)
<作業手順>
■運転席内側ドアノブの前側にある、2箇所の化粧パネルを、細いマイナスドライバーなどでこじって外し、中にあるビスを外す。(+)ドライバー使用。
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■ドア内側のハンドルカバーを外す。
(+)ドライバー使用。ビスは1本。
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■ドアハンドルカバーを外したら、その内側にあるビスも外す。(+)ドライバー使用。ビスは1本。 |
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■プル ハンドルボックス(パワーウインドウスイッチのついている、ドアポケットのついた部品)を外す。
(+)ドライバー使用。ビスは1本。 |
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■前側の爪で引っ掛けてあるので、後ろ側に引き上げると外すことができる。
■ドアミラーのコントロールスイッチと、パワーウインドウスイッチの、配線コネクタを引き抜く。 |
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■ドア内側のサッシュトリム(窓ガラス前側の黒い樹脂パーツ)を外す。2箇所差し込んであるので、内装はがし(リムーバー)などで、前側からこじると容易に外すことが出来る。
※エクシード系以上のグレードでは
ドア コテーシランプの、ランプカバーを外す。内装はがし(リムーバー)か、マイナスドライバーで、上からこじると外すことができる。
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■ドアトリム(内張り)を剥がす。内装クリップは、12箇所で止まっているので、内装はがし(リムーバー)などで、ドアの後ろ側から順に、数箇所クリップを外していくと、あとは、連鎖的に、次々と外れていく。
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■内張りを外すときは、やや上に引き上げるような感じで外すと、容易に外すことができる。 |
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■ドアの内張りが外れたら、ドア内部に貼りつけてあるビニールを破らないように剥がしていく。 |
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■ウインドウレギュレーターから外れた窓ガラスが見えます。
■窓ガラスは手で上下できるので、どうやら、サッシュから外れてはいないようです。
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■内張りを外すために取り外した、パワーウインドウスイッチのハーネス コネクターを接続する。
※作業中の誤作動防止のため、窓を自動昇降させる配線のコネクターは抜いておきます。
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■外れた窓ガラスを手で押し上げ、ウインドウレギュレーターを、作業のしやすい位置まで上下させる。
■レギュレーターの一番下のフレームに、窓ガラスをあわせると、ビスが留まっていたと思われる、穴が見える。
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■ドアパネルの内壁に、落下しているビスをひろい、レギュレーター下部へ窓ガラスを固定する。
(+)ドライバー使用。
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■試しに、パワーウインドウを上下させてみて、作動を確認したら、その後は、取り外した逆の手順で、ドア内張りを元通りに復元します。 |
◆おまけ
最後に、窓枠の両サイドに、シリコーンスプレーを吹き付けて、窓ガラスの滑りを良くしてあげます。
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運転席ドア内張りの外し方
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