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割れ易いことで有名なSGのセンターパネル
スペースギア(SG)のセンターパネルは、樹脂の材質の問題からか、非常に割れ易いことで有名です。
私のSGも、中古で買った当時、既にセンターパネル内側の一部が割れていて、クレームで、新品の部品を用意してもらった経験があります。恐らく、前オーナーが、オーディオを交換する際に、自分で作業を行って、割ってしまったのではないかと。
センターパネルの扱いについてですが、オーディオ取り付けなどの際、誤った取り外し方をして、無理な力が掛かってしまうと、簡単に樹脂部分が割れてしまう恐れがありますから、注意が必要です。
とはいえ、きちんと扱えば、特に、割れたり不具合はありませんので、取り外し方の手順を紹介します。
取り外すビスやクリップの場所だけわかっていれば、特に難しいことは、何もありません。
センターパネルの取り外し方
■SGの4WD車には、グレードによる違いがありますが、センターパネルの上部に、コンビネーションゲージ(三連メーター)が装着されていることが多いです。まず、最初に三連メーターのカバーを外します。
マイナスドライバーか、内装はがし(リムーバー)を、三連メーターの横から差し込んでこじってやると、内側にある爪が外れますから、簡単に外れます。左右の2箇所で止まっているだけなので、簡単に外すことができます。
■次に、コンビネーションゲージASSY(三連メーター本体)を外します。左右の2箇所に、取り付けビスがあり、台座に固定されていますから、(+)ドライバーで外していきます。
■三連メーターが外れたら、配線コネクタを引き抜きます。
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■センターパネル上部の、金属の金具が見えてきますが、一番上、左右2箇所のタッピングビスを、(+)ドライバーで外します。
センターパネルは、樹脂部分だけでなく、上の金属部分まで一帯の部品ですから、それを知らずに、樹脂部分だけこじって外そうとすれば、樹脂パネルが割れてしまうようです。
■三連メーターの台座(金具)も外します。固定ビス3本を、(+)ドライバーで外します。
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■これで、センターパネル上の固定されている部分はすべて外れましたので、あとは、下のほうにある固定部分を外すだけです。
プッシュ式のカップホルダーを引き出します。カップホルダーの左右に、取り付けているタッピングビスがありますから、(+)ドライバーで外して、カップホルダーを引き抜いてしまいます。
■これで、固定されている部分は、すべて外れましたので、センターパネルを外すだけです。内装クリップや爪で止まっているわけではないので、こじって外す必要はありません。
■センターパネルには、時計がついたまま外れますから、パネルを浮かせたら、配線コネクタは外します。
◎センターパネル中央にある、ハザードスイッチ他、3個のスイッチは、一体型になっていますが、センターパネルには、単に差し込んであるだけなので、そのまま外すことができます。
(オーディオの交換等の作業される際には、スイッチ部分も外して、配線コネクタを引き抜いておくと作業性がよい)
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センターパネルの取り付け
作業が終わったら、取り外した手順の、逆の要領で取り付けるだけです。
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