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メーター内 ATインジケーターのバルブ交換
スペースギアでは、インパネ周りのイルミの球切れなどが比較的メジャーなトラブルのようですが、私も結構当てはまっています。
エアコン操作パネルのイルミが点かなくなったり、メーター内の4WDインジケーターの後輪部分が点かなくなったり… いずれも、半年から1年ほど放置していたら、いつの間にか復活していたのですが、今度は恐らく球切れだろうと思われる部分があり、今回は電球交換のために、メーターパネルを分解してみました。
今回の作業は、メーター内にある、ATインジケーターの、シフトポジション球交換。D(ドライブ)が先月から点かなくなってしまいました。
(作業実施時期:2006年春)
<作業手順>
◆メーター上部の2箇所のビスを、スタビーと呼ばれる短いタイプの(+)ドライバーで緩めるだけ。
あらかじめスイッチの配線を外しておくと次の作業が楽にできます。
詳しくは、
メーターパネルの取り外し方
(クリックするとページが開きます)
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◆メーターフードが外れたら、メーターパネルASSYを外します。
メーターASSYを固定しているビスは、上下各2本ずつの、計4本だけです。(+)ドライバーで外します。
◆次に、メーターにつながっている配線コネクターを引き抜きます。コネクターは全部で5箇所あります。コネクターの爪部分を押しながら引き抜きますが、少し硬くて、苦戦することもあります。
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◆メーター裏の配線コネクターが全部外れたら、メーター表面を分解します。メーターガラス、ウインドウプレート(黒い部分)を外しますが、工具は必要ありません。樹脂の爪で差し込んであるだけなのですが、取り扱いは慎重に。勢い余ってひび割れさせないように注意。
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◆メーターガラスとウインドウプレートが外れたら、メーターから、ATインジケーターだけを取り外します。
メーター底部に、2箇所爪がありますから、その部分をドライバーか、ロングノーズプライヤー(ラジオペンチ)などで押してやると、ATインジケーターASSYが外れます。
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◆ATインジケーター本体を取り外したら、表面のカバー外します。透明樹脂と文字盤の2枚重ねになっています。ATインジケーター表面のフィルム上の文字盤を外すと、中に麦球(バルブ)が見えます。
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◆ATインジケーターを更に分解して、基盤とバルブだけが露出するようにします。このとき、工具は必要ありませんが、樹脂の爪を折ったりしないように注意。
基盤が丸見えになったら、ゴムの台座に固定された麦球が見えます。麦球本体を引き抜くのではなく、ゴムの台座ごとセットになっています。
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◆12V−1.2Wの麦球で、純正部品番号は、MR167725。1個200円(04.11現在・税別)です。
模型店などで麦球を買ってきて、台座に取り付けることも可能ですが、手間を考えると、純正部品の方が簡単でよいかと。交換作業をする前に、あらかじめ部品を注文しておくといいでしょう。
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◆あとは、分解した手順と逆の要領で、元通り復元するだけです。特に難しいことはありませんが、メーターガラス内に、ホコリ等が残ると見苦しいので、きれいな環境で作業します。
永年の使用で、メーターガラス内が曇っている場合には、この際ですから、きれいに拭き取るといいかもしれません。
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