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金属製のパイプに交換することでレスポンスアップ
ディーゼルのスペースギア(SG)では、かなり定番の商品ですが、幾つかのメーカーから発売されています。
純正のインテークホースは、柔らかいゴム製のホースです。何かとインタークーラーを外さないと作業できない、SGのエンジンルーム内においては、作業性の点では、都合がいいのですが、加給が掛かった瞬間、多少膨張する性質があるため、加速時の立ち上がりに若干影響があるのではないだろうか? ということで、金属製のインテークパイプに交換することで、加速時のレスポンス向上が期待できるという謳い文句です。
私が装着しているのは、クスコのターボパイプ。鉄製で、表面にメッキ加工している製品ですが、実用上は、ステンレス製やアルミ製と比べて、特に違いはないと思っています。
前期型(97年春まで生産)と後期型では、インテークパイプの取り回しが異なりますから、互換性はありません。
装着後の走行したフィーリングですが、ノーマル状態の車両では、変化がわかるのかもしれませんが、先に、マフラーを交換していたり、ブーストを上げているために、正直な話、あまり体感はできませんでした。人によっては、エンジンルームの装飾と割り切っておられる方もいるようです。
取り付け図
作業手順
■純正のインテークホースを取り外す前に、インタークーラーのカバーを外します。
■工具は10ミリです。
カバーの側面2箇所と、上面2箇所、計4本のボルトがあります。
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■純正のインテークホースを取り外します。
■ホースバンド4本を緩めて、引き抜くだけです。工具は10ミリ。
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■社外品のインテークパイプを取り付けます。
■金属製のパイプとインタークーラーを、付嘱のシリコンホースでつなぎ、ホースの両端をホースバンドで締め付けます。(8本)
工具は7ミリ。
純正のインテークホースに比べると、部品点数が多くなります。
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■インテークパイプがきちんと固定できたら、最後にインタークーラーカバーを取り付けて終了。
工具は10ミリ ボルトは4本。
※インタークーラー側のホースバンドは、上からカバーを取り付けるので、カバーに干渉しないように、バンドの位置に注意。
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