スペースギア メンテナンス&DIY<黒煙・始動不良対策

 

EGRバルブ点検

 

 

 

→ デリカ
→ SW
→ SG
 →メンテナンス

   &DIY

 

黒煙・始動不良対策

 

→  グロープラグの点検
→  燃料ラインのエアー抜き(始動不良の対策)
→  EGRバルブ不良時の応急処置
→  EGRバルブ点検
→ オリフィスの流用
→ エミッションバルブの取り付け
→ 燃料噴射ポンプの基本噴射量を絞る
→ ディーゼルコンディショナーを使う
→ アンチスモークを使う
 

 

 →DELICA history

→年表

→初代デリカ

→2代目(L系)

→3代目(P系)

→4代目(P#系)

→4.5代目(SK系)

→5代目(D:5)

 

EGR作動不良の原因箇所を絞り込む


走行中に、EGRバルブの作動不良が発生すると、アクセルを軽く踏み込んだ状態で、カラカラと大きな異音が出始めたり、登坂などのアクセルを踏み込んだ状態で、黒煙を大量に吐くようになったりします。

 

私のSGも、燃料噴射ポンプについている、レバーポジションセンサー(LPS)の不具合と思われる、EGRバルブの作動不良で、走行中に、カラカラという異音(かなり大きい)が発生して失速したり、黒煙をドバッと吐くことがありましたが、EGRバルブにつながっている、バキュームホースを一時的に抜くことで、特に不具合もなく、走行できております。

EGRバルブ不良時の応急処置

(クリックするとページが開きます)


とはいえ、EGR作動不良の原因が、本当にLPSの不具合なのか? それとも、EGRバルブ本体にあるのか? 原因を絞りきれておりませんので、EGRバルブを取り外して、点検してみました。

(作業実施時期:2006年8月)

 作業手順

■施工は、エンジンが冷えているときに行います。

■EGRバルブにつながっている、バキュームホースを抜きます。(既に抜いてある)

■EGRバルブを取り付けている4本のボルトを、12ミリの工具で外します。


■EGR後ろ側の下のボルト以外は、ソケットレンチが使用可能ですが、一番奥だけは、頭の大きな工具は、クリアランスが狭いため使用不可。(めがねレンチのみ可)

■外したEGRバルブの中(バルブ作動部分)は、煤で真っ黒でしたが、特に固着したようには見えません。
試しに、バキュームホース接続部分を、吸ってみると、バルブは正常に動きます。
指で押して開放しようとしても、かなりの力が必要です。力を抜くと、すぐに戻ります。


点検の結果、なんら異常は見つかりませんでしたが、シリコンスプレーをたっぷり吹きかけて、きれいに拭き取って、元に戻しました。

■不具合の原因が、EGRバルブ本体ではないことがわかったので、LPSを交換するまでの間、バキュームホースは抜いておくことにします。

 

■抜いたバキュームホースには、適当なタッピングスクリューを差し込んでおき、動かないように、かんたんに固定しておきます。

あくまで応急処置です!

 

 

レバーポジションセンサー(LPS)と、EGRの関係を少し調べてみました。
画像は、94年5月の新型車解説書(SGとカーゴ)からスキャンしたものです。

画像をクリックすると大きく表示されます

 

 


スペースギア メンテナンス&DIYのページ


デリカのページ

 

 

 

 

 



ご覧のデリカのページは、kazuhikoさんによって作成、長年ネット公開されていたものです。
2019年3月末、Yahoo!ジオシティーズのサービス終了に伴い、閉鎖することになりましたが、大変貴重な資料ですのでインターネット上に残したく、kazuhikoさん承諾のもと、当サイト内に掲載することになったものです。
ページ内には、DIYの作業が多く含まれております。
ご自身で判断のもと、自己責任で作業をお願いします。
/ MORIMORI

遥かなる富士(デリカページ)へ戻る。MORIMORI スペースギアのページへ戻る。