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ロービームにはH4バルブが使われている
スペースギア(SG)では、異形4灯ヘッドライトが採用されていますが、ロービーム・ハイビームの点灯パターンが、前期型と後期型では異なります。
前期型は、ロービーム側にH4バルブ、ハイビーム側にH1バルブを採用し、ロービームに使われている外側のライトは、上下の切り替えに連動して、H4バルブのHi/Loが切り替わるために、ハイビーム使用時でも常に点灯しており、ハイビーム時に、ロービーム側が消灯することはありません。
※そのため、純正のフォグランプ使用時は、ハイビームに切り替えると、フォグが消灯するように配線されています。
ヘッドライトバルブの交換では、スターワゴン(SW)のように、ヘッドライトユニットを取り外す必要こそありませんが、スペースギアのボンネット内は非常に狭く、特にバッテリーを搭載している助手席側の場合は、作業スペースが極端に狭いために、人によっては手が入らないこともあります。
※ツインバッテリー仕様車では、ほぼ絶望的な狭さです。
作業手順
■スペースギアのボンネットは非常に狭いために、作業性は良くないのですが、ディーゼル車では、搭載されるバッテリーサイズも大きく、インタークーラーもあり、助手席側の作業性は、最悪といえます。
・必要に応じて、バッテリー撤去を伴います。
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※ここに紹介する画像は、すべて、バッテリーを下ろした状態の、助手席側で撮影しております。
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■最初に、H4バルブのハーネスコネクタを抜きます。両サイドのつまみを押すことで、ロックが解除されます。
※そのまま力任せに引き抜かないように。
※ロービームとハイビームの位置を間違えないように。
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■外側にはまっている、黒い防水バーを外します。
ネジが切ってありますので、反時計回りに緩めると外れます。
※取り付けるときは、時計回りに締める。
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■丸いゴムの防水カバー(ブーツ)も外します。めくるようにして外します。
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■バルブ(電球)を固定している、ロックスプリングを外すと、バルブを取り出すことが出来ます。
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■前期型のロービームに使われているのは、H4バルブ。
上下2本のフィラメントを持つ、ハロゲンランプです。
※ハロゲンランプは、発熱量が大きいので、素手でバルブの発光部に触れないように。
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■バルブを交換して、外した逆の手順で復旧させます。
・H4バルブには、3本の爪がありますが、大中小と、大きさがすべて異なるので、1箇所しかぴったり入る位置がありませんので、バルブをセットする向きを間違えることはありません。
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前期型 ハイビーム交換
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