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古いバッテリーを取り外す(シングルバッテリー)
古いバッテリーの取り外し手順です。 (作業実施時期:2006年9月)
(1)メモリーバックアップなど ・バッテリーを外してしまうと、電子機器のメモリーが消えてしまいます。 ・オドメーターメーター(距離計)は残りますが、トリップメーターは消えてしまいます。 ・他にも、時計やオーディオの設定なども消えてしまいますので、メモして記録しておくか、サブバッテリーをシガライターソケットに接続してバックアップをするか、対策をとる必要があります。
メモリーバックアップ編 |
(2)外すときはマイナス
(−)端子からがお約束
・車の電気系統は、マイナス側がボディーアースしていますから、基本は、マイナスから外すこと。
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・シングルバッテリーでは、あまり問題にならないかもしれませんが、ツインバッテリーの場合、プラス線が2本あるので、これを守らないと危険です! ・工具は10ミリ。頭の大きなラチェットは不向きですから、ソケットツールを使う場合は、ディープソケットがあると作業性がいいです。 |
(3)バッテリー固定金具を外す ・工具は10ミリで、左右2箇所。ねじ山が長いですから、短いソケット では無理。めがねラチェットか、ディープソケットが便利。 |
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(4)プラス(+)端子を外す ・バッテリーの取り外しでは、マイナスを外してから、プラスを外します。 ・固定金具を外す前でもいいのですが、奥まった場所では作業性が悪いので、固定金具を外してから、できるだけ手前に引き出して作業したほうが、 作業性はいいです。 |
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・今回は、バッテリーキャップの凸部が触って、ラチェットは使用できず。 ショートタイプのめがねレンチを使用しましたが、両口スパナで作業する場合は、ナットの角をなめないように注意。しっかりと締まっています。 |
(5)バッテリーを取り出す ・バッテリーを取り出すときは、シングルバッテリーでは、インタークーラーは外さなくても可能ですが、かなり傾けないと取り出すことができません。 ・このとき、コンデンスタンクのホースに接触しないように注意! 樹脂の劣化が進んでいると、ちょっとした衝撃で、タンク側を破損する可能性大です。
コンデンスタンク破損の事例 |
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<取り付け編へ続く>
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