三菱自動車 DELICA SPACEGEAR動力伝達装置リコール
前期型MT(マニュアルトランスミッション)車
【2003/01/9 発表 リコールの内容】
後軸差動装置の振動を低減するために装着されているダイナミックダンパーにおいて、ウエイト支持ゴムおよびウエイトの脱落を防止する
ピンの強度が不足しています。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ウエイト支持ゴムが破損し、その後、ピンが折損して、最悪の場合、ウエイトが脱落して他の交通の
安全を妨げるおそれがあります。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/recall/h160113/11021.html
http://recall.mitsubishi-motors.co.jp/Recall/displayselect.do?orderno=P0164
【コメント】
実はこのリコール、私自身過去に聞いた事あるなと思い同ページを良く見ると “注意 1. 本届出は、平成12年8月22日「届出164」の改善対策届出において、不具合に対する改善措置の内容が不十分であったため、
改善措置の内容を見直し、再度届出を行い対策を実施するものです。”
と表記あり。 以下が前回リコールのページ
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/recall/h120822/p0164.html
前回リコールで対策した部分がまだ不十分で再度リコールの様です。
昨年(’03)だったか、トラックのリーフスプリングの一部が高速道路で落下し、後続車の運転手が死亡したニュースを見た気がする。10cm程の鉄の塊が最悪落下、後続車に影響、という大変危険極まりないリコールにつき、なにはおいても大特急対策をこうじてもらいたいものです。
自分自身が自爆事故を起こすならまだしも、巻き添えどころか他人を傷つけるかも知れない今回のリコール、無事何事も無くスペースギア乗りの皆様のリコールが完了する事を願ってやみません。
追記
デリカ(A/T車)のダイナミックダンパーについて
リコール届出番号 1096 リコール届出日 平成16年6月3日
http://recall.mitsubishi-motors.co.jp/Recall/displayselect.do?orderno=11096
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国土交通省のHPには、自動車不具合情報受付サイトがあります。
何気に仕方がないと出してる修理、実は表面に出ないだけで潜在的に大きな問題を抱えているものもあるかも知れません。特に走行中のエンジン停止の故障等は思わぬ危険にさらされる事もあります。
多くの投稿があれば、国土交通省も調査に動く事でしょう。
多くのDELICA乗り達の為にも該当の方は、今からでも是非報告して下さい。
以下の国土交通省サイトです。
http://www.motnet.go.jp/carinf/cis/asp/cisrec.asp |
リコール制度とは?
欠陥車による事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護することを目的とするものであり、自動車製作者等が、その製作し、
又は輸入した同一の型式の一定の範囲の自動車の構造、装置又は性能が自動車の安全上、公害防止上の規定(道路運送車両の保安基準)に適合しなくなるおそれがある状態、
又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度です。
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2004年01月20日 Page作成 MORIMORI
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三菱自動車 DELICA SPACEGEAR動力伝達装置リコール
- 関連リンク -
デリカスペースギア、デリカD5リコール・改善対策・サービスキャンペーン一覧
2003/01/9 クランクシャフトプーリーようやくリコール
2003/07/01 燃料噴射ポンプに関するリコールに思う事。
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