デリカスペースギアEGRについて

2800ディーゼルエンジン(4M40)デリカスペースギアのEGRについて考えてみたいと思います。


ご多分に漏れず?私の車の「EGR」も不良になりました。
経験が皆様の参考になればと、今回はEGRをテーマとして、ここをTOPページに順次ページを作成して行く事としました。

とりあえず まず始めに以下は私なりに考えたEGRの動作概要です。
間違い補足事項等ございましたらBBS、メール等でご指摘頂けると幸いです。



4M40エンジンスペースギア(前期型)EGRの動作(後期型も同じかも?)

バキューム配管図

バキューム配管図

(ボンネット裏にこのステッカーが貼付してあります。)

 この配管図と実際私の車は少し引き回しが違うような気がします。
具体的には、EGRバルブのチューブはバキュームパイプへ直接接続されておらず、ソレノイドバルブ付近に接続されています。
どちらかと言うと、この図は同じ4M40(厳密には細部が異なる)の96モデルパジェロのような気もします。
スペースギア4M40エンジンEGR部分

4M40エンジンのEGR

デリカスペースギア2800ccディーゼル(4M40)エンジンのEGR部分。

注)画像は内部をチェックする為、EGRを取り外す際の画像で、バキュームホース(負圧)が接続される部分は取り外し、ボルトも緩めてあります。
EGR動作

EGRの動作

右の円盤部分はダイヤフラムと呼ばれるもので中は密室となっており負圧によりゴム膜部が収縮してそれに接続されたシャフトを動作させるもの。
 つまりエンジンの回転に応じ生じた負圧により、ゴム膜は図中右へ引き寄せられ、シャフト上にあるバルブ内部の排気と吸気を結ぶ弁が開き、排気の一部を再度インテークマニホールドへ送り込み再燃焼させるという仕組みです。
通常、弁は(多分内部にあるコイルバネ?により)抑えられて閉じているものと思われます。

-余談-
ターボのタービンにあるアクチェーターも同じ様なシステムです。(こちらはウエイストゲートを開きブースト圧を逃がします。)
EGR弁部分 通常状態 EGR弁部分 開いた状態


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今回UPはここまで、次回を楽しみに(^◇^)ノ





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